事例1:社員間の仲が悪い。社員の意識を高め人材育成を進めたい

事例・経営・組織向け

法人・個人事業主向けで過去に対応したビジネスに関して、問題・課題と解決に向けた事例の概要を簡潔にお伝えさせていただきます。

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事例1|親から引き継いだ事業ですが、売上はどうにかなっているが、社員やパート同士の仲が悪く、離職率が高い状態です。社員の意識を高めたり、人材育成をしていきたい。

相談内容:

親から引き継いだ事業(遊技場経営)で、売上は以前に専門のコンサルタントに入ってもらったおかげで利益増となったが、人材育成がうまくいかずなんとかしたい、ということでした。

社員やパート同士の仲が悪く、悪口・陰口が多く、良い人が入ってきてもすぐ辞めたり、離職率が高い状態です。みんなが仲良くできる社風と社員の意識改革、人材育成をしていきたいということでした。

※二代目社長、社員10名、アルバイト・パート20名

解決策・提案:

フェーズ1

スタートから2カ月間は、社長様の現在の状況を対面と電話にてじっくりと確認させていただきました。

考え方のクセ、価値観、会社をどのような状態にしたいのか、最も大切にしていることは何か、それをしたら絶対に許せないこととは何か、など。企業理念のようなものがなかったので、言葉に捉われなくていいので、「企業理念」「私たちが目指しているもの」「私たちが大切のしていること」のようなものを、例えば、お客様が見たとしても分かりやすく、感心するようなものをまずは作る作業を行いました。

 

フェーズ2

幹部である店長、部長、マネージャーと面談し、現状うまくいっている点、不満点、などをヒアリングした結果、どのような考え方で、どんな業務をしてどう結果をだそうとしているのか、社長と社員との間で大きなズレがあることがわかりましたので、100点満点の社員像を共有化するために成長評価シートの作成を行い、事前に全社員に配布し、どのような業務をどう行なえばどういう成果と繋がり、どう給与が上がるのかを示し、社員が可視化できるようにしました。

 

フェーズ3

クレドの作成の作成と社内での運用。
世界的有名な5つ星ホテルのリッツカールトンホテルが、全世界で全く同じサービスを心がけるために、全社員が常に持ち歩いているもの、それがクレドカードと呼ばれるもので、全社員の胸ポケットにしまわれています。

クレドとは、誓いとか信条とかいう意味があるらしく、このホテルでは、20項目にまとめられています。そのクレドを自社オリジナルとして作成しました↓

作成する際は、経営者がこうあってほしいと考えるのではなく、スタッフが自ら考える規範を掲載することで現場で活用できるクレドになります。したがって、幹部社員と一般社員、一部のアルバイトのみなさまによって内容を吟味したものになります。

 

フェーズ4

サポート期間中に、数回に渡って簡単な社内セミナーを実施。その際、コミュニケーションスキル担当者を決め、その担当者とセミナープランを練り、いっしょにセミナーを実施。外部から講師を呼んでもすぐに忘れてなかなか継続しないため。

 

その他

社員で希望者があれば、心理テストを通じた簡単なカウンセリングを実施いたしました。

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